2018年9月第二週、ガソリン価格推移情報

9月第2週10日時点での燃料店頭小売価格。(12日発表)

全国平均

レギュラー 153.1円(リッター)

前週に比べ1円も上昇、一ヶ月前に比べこちらも1円上昇。前年同時期対比21.8円の値上がりです。

ハイオク 163.9円(リッター)

前週に比べ1円も上昇、一ヶ月前に比べやはり1円上昇。前年同時期対比21.8円の値上がりです。

軽油 131.7円(リッター)

前週に比べ0.9円の上昇、一ヶ月前に比べ0.9円上昇。前年同時期対比21.4円の値上がりです。

前週の予想通り、やはり値上がりの足が伸びてまいりました。

また米トランプ氏の日本に対するイラン制裁措置要求の影響か?どうか分かりませんが、(上がるにしてもやや時期早々なので) その伸び足はやや加速感漂うものとなっている様子。。

※ トランプ政権による対イラン経済制裁が再開されるとのことで、日本に対し、10月からのイラン産原油の輸入停止措置を求めているとのこと。ちなみに日本はこれを受け、対し輸入は継続できるよう協議しているようだが・・ しかしもしこれが現実のものとなってしまったなら~ 年末に向けさらに燃料油の値上がり傾向は不可避となろうかと思われ、(加速がつく恐れも) この先この件についてはしばらく目が離せないニュースになるかもしれません。

(前週の予測記事より)

地域概要

全国ワーストは長崎の161.7円(リッター)

ただ長崎は先週から上昇しておらず、

全国安値トップは埼玉の148.1円。

2位は149.1円の徳島、3位は149.7円の青森と続いております。

先週比、値上がり幅最多は鳥取の2.1円。

2位は岡山の2円。

先週比、値下がり幅最多はなし。

かろうじて滋賀、和歌山、高知、長崎で先週比プラスマイナス・ゼロをキープ。

※ いずれもレギュラー価格を基準としたものです。

全体まとめと今後の予測

冒頭で既に触れましたが、前週からの値上がりはほぼ想定内であり、このあたりは十分予想通りでした。

来週以降は? WTI原油先物はかなり上下に揺れておりますが、しかしやや持ち直すように僅かながらも依然として上向きへ足は向いており、まだまだ伸びシロはあると思います。

ゆえ各種燃料油も水準キープか、もしくはまだ若干伸びていくかと思われます。(先週から今週にかけてほどの急速な伸びはないかもしれませんが)

後はプラスの予備要素として、トランプ君の影響要素がどこまで表面化してくるか。。

※ いずれも全国レギュラー店頭小売価格をベースにしたものです。

各ガソリン等燃料店頭小売価格は、経済産業省 資源エネルギー庁発表の ”給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油)” 統計データを元にしております。(出典・データ参照元: http://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/)

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