この10月はかなり相場が荒れた波乱のひと月でした。
約四年ぶりの160円台!
先ず10月に入ってからというモノ、これまで上り調子を見せていた相場が一気に駆け上がりました。
結果的には約4年ぶりとなる160円台をマークし、
ひと月に満たない僅かな期間で5円近くも相場が急騰!
原油価格が急転
しかし中ごろから反転のキッカケが。
中東情勢が色々と不安定さを見せ始め、
原油先物や原油価格が急転回し、これまでの勢いがウソのように反転。(ちょうど前回相場予測をした直後くらいから)
それにつられるように、
10月最終週ではわずかにガソリン相場が下落。(わずか0.4円ですが、それでも・・ ちなみに値下がりは実に約2か月ぶり)
まさに波乱のひと月でしたね。。
今後はどうなる?
前回予想からの結果的には、160円台突破は的中しましたが、その後の相場反転までは見越せませんでしたね。。 残念。
いかに現在の中東情勢が不安定なのか、雲をつかむような部分もあるのかもしれません。
ちなみに以降11月からの推移予想は?
現在の原油相場や原油先物の状況から考えると、(今年8月頃の落ち着いていた相場近くまで下がっております)
11月半ばまではほぼ間違いなく下降傾向でしょう。まだまだ下がるでしょう。
また下降カーブも来週くらいからややその角度もきつくなり、今より2~3円くらいは落ち着いてくるのではないでしょうか。
但し! それ以降の中旬から向こうは、、 かなり見通しが不透明です。
何故なら!
あのアメリカによるイラン制裁(イラン産原油の輸入停止措置)がいよいよ11月初旬から始まってしまうからです!
そうなれば中東の情勢はさらに不安定になること必至。
またその制裁に対し日本もおそらく追従することになりますので、(トランプ君が日本に対しても制裁に加わるように圧力をかけてきておりますので)
日本国内での輸入減による影響も少なからず。。
たぶん下げ止まりかな。
とまあこんな感じで、取りあえず目先の値下がりのみは十分狙いどころかと。
参考までに。
各ガソリン価格に関する値につきましては、経済産業省・資源エネルギー庁発表の ”給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油)” を元にした、1リッター当たりのレギュラー店頭現金小売価格全国平均値です。
出典・データ参照元(URL): http://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/